水うちわ
名前を聞いただけでも涼しそうな印象の「水うちわ」が話題になっています。
水うちわは、岐阜うちわ(ぎふうちわ)とも言われますが、岐阜の伝統工芸の一つで、長良川鵜飼の観光客用の土産品として明治19年に勅使河原直次郎によって考案されたものです。
美しい和風の絵が描かれていますが、水につけると透明になり、それで扇ぐと気化熱で通常のうちわより涼しく感じるところから、「水うちわ」という名前がつけられているそうです。
素材には、雁皮紙(がんぴし)という非常に薄い「美濃手漉き和紙」が使用されていますが、水に濡れても破れない強さを出すために、天然のニスが塗られています。
※この商品は、楽天市場で取り扱っています。
明治30年代には20軒以上あった岐阜うちわ業者も、現在は数少なくなってしまったそうですが、テレビで紹介されたり口コミで評判になり、ネットでも購入できるようになりました。(手作業で作るため、数には限りがあります。)
かつて船の上から鵜飼を見物しながら、手に持つ水うちわを長良川の水に浸して扇いでいたという見物客の姿が目に浮かぶようですが、そんな風流さが現代によみがえったかのようです。
水うちわの通販情報
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